清武小学校
本校は、今年度、創立130周年を迎えました。清武町の偉人「安井息軒」(以下息軒先生)が教鞭を取った「明教堂」をルーツに持つ小学校です。校門から入ると息軒先生の銅像が鎮座しております。子ども達は息軒先生の「三計の教え」を毎日唱え、今でもその学ぶ姿勢が子ども達に息づいております。清武町の中心部に位置し生徒数は705名、1学年あたり3、4クラスとなっております。創立130周年記念に合唱作曲家の弓削田健介さんのコンサートを行い、全校児童でお祝いをしました。
PTA活動は、令和5年度まで「一人一役」として、以前より続いていた行事を引き継ぎながら行っておりましたが、コロナ禍で行事の継承が絶たれたことにより行事一つ一つの意義を見直すことになりました。令和5年後半に有志による「改革チーム」が結成され、全世帯アンケート、本部内でのアンケート、学校との対話をベースに、改革チームによる「改革原案」を作りました。この「改革原案」を全世帯へ周知、意見を集め、総会へ臨みました。総会もロイロノートによる校内放送型のリモートとなり無事に終え改革初年度スタートとなりました。
令和6年度は、改革初年度ということで、再編された部(以前の委員会)により、独自の企画を行いました。研修部の映画の自主上映会、ふぇすた部の秋祭りDJ盆踊り大会、事業部の田植え、稲刈り、餅つき、おやじの会(おやの会)の遊具塗装をはじめ、運動会の事前準備、片付けなど、ボランティアの要請を学校と一緒にマチコミメールで呼びかけ、全ての行事において、沢山の保護者が参加し大成功となりました。「一人一役」がなくなることで、どれだけのボランティア参加が集まるのか、どれだけの事業規模が実現できるのか、初年度でもあり蓋を開けるまでわからない不安がつきまといましたが、結果、どの行事も沢山のボランティア参加があり「やらされ感」のない前向きな姿はとても気持ち良く、嬉しく感じました。これからの課題は、PTA活動を引き継いでいくためのコアメンバーを探すこと、親と親が繋がりの仕組みを構築することです。
本校のPTA改革はまだまだ始まったばかりですが、「子ども達の笑顔のため」に志をつないでいき、より良いPTA活動となるようがんばってまいります。

