令和元年度 県外研修

  • 期 日  令和2年2月22日(土)~23日(日)  
  • 訪問先  佐世保市立木風小学校  
  • 参加者  木風小PTA4名、宮崎市PTA協議会9名  
  • 日 程  視察研修 2月22日(土) 12:00~14:00  

研修内容

木風小学校の会長をはじめ、2名の副会長、木風小の教頭先生の4名の方々にご対応いただき、木風小学校のPTAの取組についてお話をお伺いした。木風小学校では、PTA活動を負担に感じ活動への参加が減少している状況を改善するために、「PTA活動の見える化」により誰もが参加しやすいPTAを目指し、組織や活動の在り方の見直しを図っているとの説明を受けた。
例えば、PTA活動のスリム化では、これまでの形にとらわれず、組織の統廃合により役員の数を絞ったり、他の組織との連携を図りながら行事を絞り込んだりする工夫について伺った。また、親子参加型のイベント「夜フェス」を開催し、親子で一緒に楽しみながら、多くの保護者や児童と顔のわかる関係を築いているとのお話があった。さらに、長崎県や佐世保市でも推進している「ファミリープログラム」という取り組みは、参観日を利用して家庭学習やルール作りなどテーマを決め、子どもと大人が同じ空間の中でそれぞれグループ討議を行い、意見を交わすもので、親子が共に学び・考える機会を作るうえで、とても興味深い取り組みだと感じた。
説明の中で、「PTAを今に合わせる」という言葉があり、PTAに対する考え方の変化に伴う組織や活動の在り方を、今までの形に捉われ過ぎず良いところは継承しつつ、変化のあるPTAでありたいと感じた。
その後の懇親会には、長崎県PTA連合会会長、佐世保市PTA連合会会長・副会長にも参加いただき、PTA活動に対する様々な意見交換をすることができた。
当日は、宮崎を朝5時過ぎに出発するハードスケジュールでしたが、他県のPTA活動の様子を知るとともに、様々な意見交換ができ、たいへん有意義な研修をすることができました。