第54回宮崎市PTA研究大会

  • 日 時  令和2年2月9日(日)  
  • 会 場  宮崎市民文化ホール  
  • 参加者  会員422名、子ども68名 来賓・被表彰者・研修委員・運営スタッフ・役員115名 総計605名  

令和2年2月9日(日)に第54回宮崎市PTA研究大会を宮崎市民文化 ホールで開催しました。
今回の大会は、初めての試みとして親子参加型の大会を行いました。宮崎市内の各校からの参加者、ご来賓の皆様、被表彰者の皆様、運営スタッフ等も含め、総数605名の大会を実施することができました。
また、今年度は年間を通した研修テーマを『発達障がいについての理解』とし、今大会の講演を発達障がいのピアニスト野田あすかさんとお母様の野田恭子さんにお願いしました。
大会の開催に当たり、ご指導・ご協力をいただきました関係諸機関、各単位PTAの役員並びに会員の皆様、運営にご協力いただきましたスタッフの皆様に、心よりのお礼と感謝を申し上げます。

1 アトラクション

本郷中学校吹奏楽部の演奏を披露してもらいました。1、2年生での演奏でしたが、息の合った素晴らしい演奏に参加された会員の皆様からも、「中学生のこんな素晴らしい演奏を聴くことができました。日頃努力されていることが良く伝わりました。」との感想もいただきました。

2 開会行事

開会式では、宮崎市長 戸敷正 様よりご祝辞をいただきました。表彰式では、3団体、個人17名が表彰されました。表彰者を代表して佐土原中学校の小牟田貫様より謝辞が述べられました。

3 講演とミニ演奏会

  • 演 題「発達障がいのピアニストからの手紙~どうして、まわりとうまくいかないの?~」    
    • 講 師 野田 恭子 氏
  • ミニ演奏会 
    • 野田あすか 氏
野田あすかさん

講師の野田恭子様から、障がいのある中でピアニストとして活躍しているあすかさんの生い立ちや、子育てでの悩み、子どもの才能を引き出してきた経緯や親としての考え方などを、映像を使われたり、具体的な実体験を盛り込まれたりと非常に分かりやすくお話をしていただきました。その中で、「ありのままでいい」というお話があり、会員からも「家に帰ったらすぐ、『あなたは、あなたのままでいい』と言って抱きしめてあげたい。」という感想もありました。
 ミニ演奏会では、あすかさんから参加している子どもたちに向かって「共演しているみたいに演奏しますので、よろしくお願いします。」とご挨拶をいただき始まりました。一つ一つの曲に、あすかさんの思いが詰まった演奏で、涙しながら聴き入る方がたくさん見受けられました。
 今回の研究大会は、親子参加型や手話通訳を取り入れるなど、新しい試みをした大会でしたが、会員の皆様のお声を聞きながらより良いものにしていきたいと思います。